いろいろな症状に対して効果のある「小指シップ」のやり方

●両手の小指にはるのが基本

小指シップは、主に首から上の症状や、ストレス性の症状などに幅広く効果を発揮します。今までに、個人差はありますが、いろいろな症状に対して、効果を確認しています。

では、やり方や注意点などを詳しく説明しましょう。

【用意するもの】

・市販のシップ(パップ剤)

・固定用のテープ(紙バンソウコウなど)

【小指シップのやり方】

①シップを7mm×7mmくらいの大きさに切り、手の小指の手のひら側の、第1関節と第2関節の間にはります。

②シップがはがれないように、テープで巻いて固定します。

【使用するシップのタイプ】

薬局やドラッグストアなどで売っている、冷感タイプのバップ剤を使用します。

パップ剤とは、白くてネバネバした薬剤がついている、厚みのあるシップで、パッケージに「パップ剤」と表記されています。薄いタイプのプラスター剤では効果がありません。

 

 

【どちらの手の小指にはるか】

基本的には、両手にはります。

ただし、右側の目が赤い、右側の肩がこっているなどというように、症状が片方にハッキリと出ている場合は、症状のある側だけでも構いません。

片方だけに症状が出ている場合でも、パーキンソン病のように、両方に症状の出る可能性のあるものは、両手にはります。

【シップをはっている時間】

6~8時間が目安です。それ以上はっていても害はありませんが、長くはっていて、シップがふやけると、効果は薄れていきます。

また、日中は水仕事などでシップがはがれやすいので、夜寝ている問だけ、はってもいいでしょう。効果を持続させたいときは、6~8時間ごとに新しいシップにはり替えます。

【注意点】

皮膚の弱い人は、シップやテープでかぶれることがあります。一度はってみて、かぶれないことを確認してから始めてください。かぶれる人は、グリセリンとラップで代用するといいでしょう。

また、固定するテープを強く巻き過ぎると、血行障害を起こすことがあります。あまり強く巻かないように気を付けてください。伸縮性のあるテープで固定すると、安全です。

【小指シップをしてはいけない人】

アスピリンぜんそくのある人、非ステロイド系の消炎鎮痛剤の成分に過敏反応を起こしたことのある体質の人は、小指シップをしてはいけません。

それ以外なら、どなたがしても安全です。

シップを使えない場合は、ガーゼを小さく切り、グリセリンに浸したものを、シップをはるのと同じ場所に当て、ラップで巻くといいでしょう。グリセリンは薬局で売っています。

【効果をより高める方法】

小指のすじが硬いと、小指シップが効きにくいことがあります。そういう人は、ひじシップを併用すると、効果がぐんと上がります。

ひじシップは、小指シップで使うのと称じタイプのシップ(パップ剤)を4cmX5cmくらいに切り、ひじの内側にはります。ひじの中央よりやや体側寄りの、ひじのシワに、シップの短い辺の上端を合わせ、下端を心持ち親指方向に向けるようにしてはります。

小指シップと同じように、基本的には両ひじにはります。もし、小指シップを片方だけにはっている場合は、小指シップと同じ側のひじにはってください。