1日100呼吸

「呼吸法は、いつまで練習すればいいんですか?」と聞かれることがよくあります。その時には、「あなたは、いつまで呼吸をしているんですか?」と逆にお聞きしています。そして、「死ぬまで呼吸は続くのですから、呼吸の大切さを知って、深い呼吸を身に付ける練習を修得したほうがいいと思いますが、いかがですか」とお答えしています。

もちろん、呼吸法を毎日100回、ずっとし続けなければいけないということではありません。私がいつも「1日100呼吸」をおすすめしているのは、最初の段階で、正しい呼吸の仕方が定着するまでには、そのくらいの数の練習が必要ということなのです。今まで呼吸についてあまり関心を持ったことのない方でも、1年、2年と毎日100呼吸をきちっと練習しているうちに、自然と深い呼吸が身に付くようになるのです。

そうなると、1回の呼吸に時間を要するようになりますので、回数にこだわる必要はなくなります。最初の頃は、1日100呼吸するのに、30分から40分もあればできますが、だんだん深くなると時間がかかります。

私の場合、今は、100呼吸をしようとすると、2時間位かかってしまいます。そうなっていきましたら、「1日○分」と時間で区切ればいいでしょう。私も朝晩必ず、呼吸法を行なっていますが、今は時間で行なっています。

ウオーキングでも他の習い事でも、ある期間は自分にノルマを課して練習をしていかないと習慣にはならないのです。慣れてしまえば、電車に乗っていても、歩いていても、何をしていても呼吸に意識が向くようになって、吐く息が長くなります。もちろん呼吸法を充分習得していった結果、どのような動作も瞑想状態で行なえるようになれば、それはすばらしいことです。

そのようになった時には、わざわざ時間を取って瞑想や呼吸法をせずとも、心はいつも愛と安らぎと感謝で満たされ、真我と一体の状態で生活ができるようになるでしょう。私たちが何のために呼吸法を日々行なうのかといいますと、真我の波動に、自分自身の心を合わせられるようにするためなのです。

、この呼吸法で、体も治し、精神状態も変えると決めてからは、「1日100呼吸」を、5年間は続けました。すると、年々呼吸が深くなっていき、5年日以降は100というのは時間的に無理がでてきたので、回数は変わつていきました。

しかし最初のころは時間的なことなどで、100呼吸できない日には、ノルマを課して、次の日にその不足分を行なったり、1週間に分けて取り戻すとかしていました。そうしているうちに、肺活量が徐々に増えていき、今では、ここ4~5年、風邪を引いたことがないほど元気にならせて頂きました。周りの人たちが風邪を引いていても私は引かなくなったのです。

肺活量も、呼吸法を始めて7年くらいしたときに、ある整体院で測ったところ、「あなたは、そんをに細くて小さいのに、うちに来た女性の中で肺活量がいちばん多いですよ」と言われたのです。その時、呼吸法の成果を実感すると共に、体質は変わっていくことを身をもって体験させて頂いたのです。

肺の器官は免疫力との関係が深いのです。生理面からも精神面においても、呼吸法を実践することでプラスの効果をもたらします。さらにアルファ波が多くなることで脳が活性化され、リラックスが深まり、心が安定していきます。