「わきもみ」をするのが効果的

腕を内側に回したり、外側に回したりする動きにかかわる大円筋、小円筋、烏口腕筋、上腕三頭筋、広背筋をもんで刺激を与えるようにします。これら5種類の筋肉をほぐすことができれば、連動して肩関節周囲の筋肉すべての緊張が和らぎ、首や肩のコリが抜群に解消されます。

この5種類の筋肉をもみほぐすには、わきの下をもむ「わきもみ」をするのが効果的です。そのもみ方についてご説明しましょう。

わきの下には毛が生えていますが、バンザイをした姿勢で、毛の生えている上縁と下線が特に大事なポイントです。上から下に向かって10cmくらいの範囲をもみほぐします。

わきの下に親指を当て、肩甲骨側に残り4本の指をあてがい、挟むようにして、親指でわきの下をもみます。コリを見つけたら、念入りにもみほぐしましょう。

わきの下は、ほんとうは腕を上げていたほうが筋肉の位置がわかりやすいのですが、それでは筋肉の緊張を緩めることができません。そのため、腕を下ろしたままもみます。

わきもみは、肩関節の周りについている多くの筋肉を刺激できます。すると、括抗筋の関係にある筋肉を刺激する効果も出るのです。

括抗筋とは、関節を動かしたときに、片方が収縮したときに、片方が弛緩するという関係にある筋肉です。わきもみをすると、わずかな刺激でも広い範囲に効果が及ぶというメリットがあります。そのため、首から肩のコリも、効率よくぼぐすことができるのです。