腸内環境を整える「太ももほぐし」で腸のぜん動運動が活発になって便秘が改善

●二つのゾーンを押すと排泄機能全般が高まる

便秘の原因の一つとして、ぜん動運動(便を肛門へと運ぶ動き)の低下があります。その主な原因は、血行不良がもたらす、大腸の冷えです。

そして、大腸の血行不良の多くは、腰の筋肉(大腰筋)のコリが原因です。大腰筋がこると、大腸への神経伝達がブロックされてしまい、とたんに、大腸の血流低下を招くのです。

腰の痛みやコリは、太ももをはじめ、下半身をほぐすことで、その改善に役立つでしょう。

また、腸内環境が悪玉菌優位になると便秘に陥ります。悪玉菌は、腸内で有害ガスを排出して、腺の働きを低下させるからです。脂肪分や糖分が多い食事を避けて、食物繊維が豊富なものを食べるようにしましょう。

納豆や漬物、豆乳ヨーグルトなどの発酵食品を積極的に食べれば、善玉菌が優位に腸内環境が整い、便秘の改善に役立ちます。肉や脂っこい食事は、便秘の原因になるので要注意です。

 

 

そして、食事の際は、よくかんで食べましょう。咀嚼(そしゃく)が足りないと、小腸がかたくなり、内臓下垂を引き起こします。すると、大腸が圧迫されて、ぜん動運動が阻害されるのです。

便秘には、大腸ゾーンと直腸ゾーンの両方を刺激しましょう。ぜん動運動をはじめ、排泄機能全般が高まるとともに、腸内環境の改善にも役立ちます。

大腸ゾーンは、左足です。ひざの皿の上部から指幅3本分ほど、足のつけ根側へ。そこから少し内側で、直径約6cmのゾーンが大腸に関連します。

直腸ゾーンは、右足です。ひざの皿の上部から指幅2本分ほど、足のつけ根側へ。そこから少し内側で、直径約3cmのゾーンです。