右足の「小腸のゾーン」をほぐせば、消化・吸収能力が高まるとともに、免疫力もアップ

●よくかんで食べれば肥満解消にも役立つ!

小腸は、6m超の長さを持つ筋肉の管で、消化管の約80%を占めています。

十二指腸・空腹(くうちょう)・回腸の三つに区分されますが、その役割は、消化と吸収です。

小腸の内側には、消化・吸収を効率的に行うため、絨毛(じゅうもう)と呼ばれる、たくさんのヒダがついており、より長く消化物と接せられるようになっています。小腸の表面積は、絨毛を含めると、テニスコート1面分といわれています。

小腸が病的になる原因の大半は、咀嚼不足です。

よくかまずに食べると、胃での消化が追いつかなくなってしまい、その分、小腸の負担が増加します。空腸と回腸の本来の働きは吸収ですが、未消化の食物が大量に入ってくると、機能低下につながるのです。

食べ物の栄養をじゅうぶんにとり込むためにも、食事の際は、よくかむ習慣を身につけましょう。

 

 

なお、咀嚼回数の理想は、一口につき50回といわれています。よくかんで食べれば、満腹感が得られやすく、肥満解消にも役立つはずです。

また、最近になって、免疫細胞の多くが、小腸や大腸に存在することが判明しています。健やかな小腸を保つことは、免疫力アップにつながり、さまざまな病気や症状の改善にも役立つでしょう。

小腸ゾーンを刺激すると、消化・吸収能力が高まるとともに、免疫力アップも期待できます。

小腸ゾーンは、右足です。ひざの皿の上部から指幅4本分ほど、足のつけ根側へ。そこから少し内側、直径約4cmのゾーンが小腸に関連します。痛みやコリなどを見つけたら、重点的にほぐしましょう。