「首らく伸ばし」を行っていると、首こりや肩こり、首の痛み、腕のしびれなどがらくになります

●自分の頭の重さを利用して首の骨を伸ばすのがコツ

詰まった骨の間をリセットし、頚椎症の進行を止めたり、改善したりするのに有効なのが、首らく伸
ばしです。

病院で施術を受けて、首の痛みが和らいだり、取れたりした患者さんも、もとの日常生活に戻って何も対策をしなければ、たいていは再び悪化します。それを防ぐために、家庭でのセルフケアがお勧められています。中でも簡単で効果的なのが、首らく伸ばしなのです。

専門の整形外科の患者さんは、治療と併行して行っていますが、首こり・肩こりや軽い頚堆症対策としてなら、首らく伸ばしを行うだけでも大きな効果があります。

首らく伸ばしは、頭頂部をできるだけ真下に向け、自分の頭の重さを利用して首の骨を伸ばすのがコツです。無理のない程度に、後頭部をゆっくり押して、さらに首の骨の間を広げましょう。

 

 

立って頭を真下に向けると、頭がクラクラする人や、フラフラする人は、イスを使うやり方を行いましょう。また、高血圧の人や脳血管障害などのある人は、主治医に相談の上で行ってください。

首らく伸ばしを習慣づけて行っていると、首こりや肩こり、首の痛み、腕のしびれなどがらくになってきます。

首らく伸ばしを取り入れて、頚椎症が改善できた人は大勢います。Kさん(40歳・男性)もその一人です。

Kさんの場合、初めは寝違えのような首の痛みが起こり、2週間後に、右の肩から腕、親指にかけて、痛みとしびれが出始めました。物を握るカが弱くなり、体を横たえて寝ることができなくなりました。横になると首と腕の痛みが増すので、ソファなどで座って寝るしかなくなったのです。それで困って、専門院を受診しました。

●どんどん痛みとしびれが軽減

仕事でパソコンを長時間使うKさんは、ネコ背になっていました。首周りの筋肉の緊張が強かったので、家では首らく伸ばしを行うよう勧めました。

すると、3日の間に2回治療したところで、横になって寝られるようになりました。その後、どんどん痛みとしびれが軽減して、握力もよみがえってきました。

今でも、首らく伸ばしを行いながら治療を続けていますが、「とてもらくになった」と喜んでいます。

首や肩のこりが気になるとき、首の痛みや腕のしびれが起き始めたときには、ぜひ早めに、首らく伸ばしをやってみてください。

→軽い痛みや腕の軽いしびれを感じ始めたら「首らく伸ばし」で改善