リンパストレッチで免疫機能を高める

●リンパ液の流れが悪くなるとさまざまな弊害が

リンパ節は全身に約800カ所もあり、耳の下、わきの下、太もものつけ根のそけい部などに、特に集中しています。

リンパ液の流れが滞ると、異物がろ過されずに組織にとどまります。そのため、手足にむくみが生じたり、疲労回復が進まずに疲れやすくなつたり、病気になったりするのです。

リンパ管が回収しているのは、老廃物や疲労物質、ウイルスや細菌にとどまりません。実はガン細胞さえも回収しているのです。

ガン細胞は、通常、リンパ節内のリンパ球によって退治されます。しかし、リンパ液の流れが滞って細胞組織にいたガン細胞を回収できないでいると、そこで増殖してガンの原因になります。リンパ液の流れは、ガンにも影響しているのです。

また、リンパ液の流れが滞ると、血液の流れも悪化するため、皮膚の細胞に必要な酸素や栄養素が十分に届きません。その結果、皮膚の新陳代謝が低下し、肌のくすみやシワ、たるみなどが引き起こされます。

 

 

●リンパの滞りが免疫力を低下させる

これまで説明してきたように、リンパは免疫機能にも深く関わっています。そのため、リンパ液の流れが滞ると、免疫力(病気に対する抵抗力)が低下します。

リンパ管は多くの異物を回収しているため、その流れが滞れば、免疫力が下がるのも当然です。カゼをひきやすくなったり、疲れがなかなか抜けなかったりしたら、リンパ液の滞りを疑ってください。

リンパストレッチは、リンパ管を広げ、リンパ液をドッと流します。これによって、異物を回収し、免疫力を向上させます。その結果、さまざまな不調が改善するのです。

リンパ管は、皮膚に近い部分ばかりではなく、筋肉の奥深くにもあります。しかも、深いリンパ管は太く、多くの不調の原因に関わっています。

ですから、リンパストレッチで深いリンパ管を刺激して初めて、体全体のリンパ液の流れがスムーズとなり、異物のろ過機能や免疫機能が高められるのです。

→簡単なストレッチでリンパを刺激することで健康になる